B92「グレーテル」のこころ
先日イリスカラーズでの勉強会に参加しました。
その日選んだ4本を、他の生徒さんとコンサルテーションしあいます。
わたしが選んだ4本のうちの２本目が、写真の
B92「グレーテル」（ペールコーラル/オリーブグリーン）です。
わたしにとってコーラルは何か
可愛らしさの他に壊れ物に触れるような感じがします。
オリーブグリーンは女性的なもの、未来への希望を感じます。
この日はこのボトルを２本目に選んでいたので
これはわたしのチャレンジ、つまり乗り越える必要のあるものをあらわしていることに。
その視点から見ると
・希望を見失い殻に閉じこもろうとしている（していた）
・共同体のなかでの立ち位置を決めかねている
自分では、そんな風にとらえていました。
人との繋がりのなかで、自分の位置がわからない
そんなことって無いですか？
または、なんとなく人に引きずられてしまうような
取り込まれすぎてしまうような、そんな時。
丁度そんなときだったので、そういう意味で納得していました。
でも、コンサルテーションしてくれているお相手は
まだ何か腑に落ちていない様子でいたので
いろいろお話していくうちに、自分の中からまだ出てきました。
先日、検診で卵巣の疾患を指摘され、経過観察中であること。
たまたま相手の方が、助産師さんをされている方だったので
言いやすかったのもあってそのお話をしました。
先生への不安とか、経過を待たなくてはいけない不安とか……
将来赤ちゃんがやってきてくれるかどうか……
それから、自宅の庭造りをしていたら
電柱らしきものが埋まっているのが発見されてショックだったこと、
それを撤去してもらうめどがついて少しホッとしたこと、など。
そんな話をしていたらふと相手の方が
「ああ、わかった！」
と。
「このボトルは、子宮なんだ！」
聴いた瞬間に、ふわあっ、と何か温かいものに包まれた気がしました。
いわく、
実際の子宮の内壁もコーラル色をしている。
子宮は大地とおなじで、種が撒かれると包み込んで育んで行く。
大事に大事に育ててやがて赤ちゃんが産まれる。
庭作りでも大地に種を撒いて、そして大事に大事に面倒を見ると
やがて芽が出て、大きく育って行く。
大地を育てていくことは
実は自分自身を見つめることで
大地を大切にすることが
自分の身体も大切にすることに繋がる。
今は自分自身を優しく包んであげて
大事に大事に育てていく時。
そうすると、また新しい自分が生まれて育っていく。
身体と心をもっとゆっくり休めて
緑と触れ合って。
まだまだ楽しいこと好きなことをして
癒して育んでいく時。
子宮なんだ、といってくれた一言が
大きく深くこころに響きました。
助産師さんらしい、素敵な視点！！
不思議なパワーを沢山いただき
とっても素晴らしい、印象深いボトルになりました。
ありがとうございます！
感激した勢いで
その日ボトルのリサイクルワークもして
B92を作ってきました。
ボトルの色の砂に、ローズクオーツのビーズ。
ビーズが少しコーラルの砂に沈んで
まるで受精卵が子宮に守られているみたいになりました。
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